シンザン記念
京都競馬場改修工事に伴って昨年に引き続き中京芝1600mでの施行。
Aコースへ替わりスタートした開幕週の芝レースは全5レースが行われてメインレースを除く4レースで1,2人気が勝利、1～4人気が連対と実力が反映されやすい馬場。
前開催後半の先行馬に有利な差しづらい傾向から比較的フラットな馬場状態へと推移したように映る。
とは言え馬場内側の状態が良いため、内枠や道中内を立ち回る先行馬に注目したい。
昨年の第1回開催重賞芝レース3着内へ好走した18頭中9頭がロベルト系の血を引く馬と好調だった点にも要注目。
フェアリーステークス
Cコースへ替わりスタートした開幕週の芝レースは全5レースが行われたが、3着内へ好走した15頭中10頭が5～8枠と外枠が優勢。
前開催は終始内枠や内を立ち回る先行馬が有利になりやすい馬場状態だったことにより、使い込まれることなかった大外部分の状態が極めて良好であることによるものだと推測する。
決して馬場の内側が悪いわけではなく、外側の状態が良すぎることにより先行馬も外枠スタートでも行き脚がつきやすく道中のストレスも少ない。
これにより4コーナーを後方で通過した差し馬も台頭、急坂を登りきり残り約70mで着順が入れ替わる光景が増えた点からも今開催は外枠の先行馬や道中後方を追走する差し馬に注目したい。
・1/5 中山5R
・1/5 中山6R
・1/5 中山10R
・1/5 中山11R
・1/5 中山12R
当レースの傾向としては出走頭数自体が少ないが、近10年で関西馬から勝ち馬が出ていない点に注意したい。
繊細な馬が多い牝馬の関東輸送だったり、当レースコースとは真逆となる桜花賞舞台の直線が長い阪神芝外回りコースへは繋がりづらいことから有力馬が出走してこないことが大きな要因だと考えられる。
※近10年関西馬成績(0,2,1,23)
