競馬マイノリティ

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阪急杯/中山記念

阪急杯

例年開幕週に行われている当レースは京都競馬場改修工事に伴って昨年に引き続き開催6日目での施行。
ここまで多少の降雨の影響などはあったものの開幕週から芝を張り替えた影響が大きく速い時計も出やすい馬場、特に内ラチ沿いを立ち回れる先行馬や内枠馬が有利になりやすい状況。
先週行われた同条件の京都牝馬Sでは4コーナーを5番手以内で通過した馬と内枠馬で掲示板を独占、昨年の阪急杯で記録されたコースレコードと0.5秒差の好タイムでスピードの持続力が問われやすくレコード決着にも強い短距離指向の馬を狙いたい。

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当レースの傾向としても近10年で内枠が優勢、先週同様のアプローチも効果的と見る。

成績
1 1,3,0,15
2 2,0,3,14
3 0,4,3,12
4 1,1,1,16
5 0,0,0,20
6 1,1,0,18
7 4,0,1,19
8 1,1,2,21
1~4 4,8,7,57
5~8 6,2,3,78

中山記念

第2回開催開幕週の中山競馬場芝コースはCコースから昨年末以来のAコース替わり、開催を通じて好天に恵まれた年末の中山芝重賞では内ラチ沿いを立ち回れる先行馬や内枠馬が有利になりやすい馬場状態。
約2ヶ月間保護されていた馬場内側がグリーンベルトと化して昨年末と同様の傾向になる可能性も高く、同様のアプローチで予想へと入りたい。

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血統的には昨年末からG1以外の中山芝重賞は父か母父にキングマンボ系の血を引く馬が勝利、当レースは4年続けて父ステイゴールド系やディクタスの血を引く馬が連対中。ディープインパクト系のようなキレる末脚タイプとは真逆の血統に向いた傾向。

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レース傾向としては近10年で関東馬が9勝を挙げるように関西馬が勝ちきれていない点にも注目してみたい。

所属 成績
関東馬 9,4,7,51
関西馬 1,6,3,36