血統
エーゲリアはアメリカ生産馬、競走馬としては1戦未勝利で引退。
繁殖入り後は5頭の産駒を残し、デビューした4頭中3頭が勝ち上がっている。
その勝ち上がった3頭はいずれも5勝以上挙げており、中でもタニノギムレットやサクラバクシンオーといった種牡馬としては大きな成功を収めていない父の産駒からもオープン馬を輩出している点から高いポテンシャルを秘めた母であることが伺える。
特徴
競走馬として僅か二ヶ月半の間にG1レース5連勝、種牡馬としても世界的な成功を収める「アイアンホース」の異名を残したジャイアンツコーズウェイの血を母父に引いているためか、活躍した産駒はいずれも間隔を詰めたローテーションを苦にしない傾向がある。
短い出走間隔のローテーションが嫌われやすいためか人気を背負いづらい側面があり、5人気以下の人気薄で度々穴を空けることがある。
しかし、アイアンホースの血の影響を強く受けるエーゲリアが残した産駒たちにとっては歓迎すべきローテーション。
中でも前走から中3週以下の間隔で出走してきた場合は特に注目しておきたい。