競馬マイノリティ

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エルムS/レパードS

エルムステークス

  • 今開催の馬場傾向

今開催の札幌ダート1700m全体の傾向として5~8枠へ入った馬が14レース中11勝を挙げているように外枠馬が有利になりやすい状況。
開幕初日は降雨の影響を受けた脚抜きの良い馬場コンディションだったこともあり内枠馬,特に馬番1~8へ入った逃げ・先行馬が有利になりやすかったものの、乾いた馬場で行われた2日目以降では内枠馬は10レース中2勝を挙げるに留まり、逃げ馬に至っては1頭も連対していないことからも馬場コンディションによって好走傾向に偏りが見られており、レース当日までの天候と馬場状態には注意しておきたい。

  1. 今開催札幌ダート1700m枠別成績
  2. 今開催札幌ダート1700m馬番別成績
  3. 今開催札幌ダート1700m脚質別成績
  4. 今開催札幌ダート1700m,馬場状態:良,枠別成績
  5. 今開催札幌ダート1700m,馬場状態:良,馬番別成績
  6. 今開催札幌ダート1700m,馬場状態:良,脚質別成績
  7. 今開催札幌ダート1700m,馬場状態:稍重,枠別成績
  8. 今開催札幌ダート1700m,馬場状態:稍重,馬番別成績
  9. 今開催札幌ダート1700m,馬場状態:稍重,脚質別成績
  • 近10年レース傾向

当レースの特徴として西高東低の傾向が特に強いダート上級クラスらしく関西馬が好調
また別定戦の重賞レースながら近走上昇中の勢いある4,5歳馬58kg以上の斤量を背負うことになる重賞戦線で実績を残している高齢馬も好走傾向にある。
通常のダートコースは芝コースの内側に位置するためコーナーの角度がキツくスピードに乗りづらいコースが多いが、当コースはコーナーの半径が緩やかで道中で加速して行きやすくサンデーサイレンス系や芝G1馬の産駒の適正が活きるため、最後の直線距離が300mに満たない小回りコースながら前走1800m以上のレースへ出走して緩やかなペースを経験していた馬であっても大きな不利とはなりづらい。

昨年はオリンピック開催に伴う変則日程により函館ダート1700mでの施行となったが、通常の札幌開催時の当コースはフルゲート14頭、スタート後から最初のコーナーまでの距離も短く、前述の通りコーナーも緩やかで道中での減速要素が少ない平坦コースなことから単純にコースロスを最小限で済ませられる内枠馬に有利になりやすく、特に馬番9~14へ入った馬は大きくパフォーマンスを落としている
ただし、札幌開催時にJRA発表の馬場状態:良で行われたレースは近10年で3回行われ、そのいずれのレースでも今開催の傾向同様に外枠馬に有利な状況が見られており、最初の1,2コーナーを6番手以降で通過し3,4コーナーからポジションを押し上げた捲り脚質の馬の好走が目立っていることから同様の脚質馬にも注目しておきたい。

  1. 近10年性別,所属別,年齢別成績
  2. 近10年斤量別成績
  3. 近10年前走距離別成績※13,21年函館開催除く
  4. 近10年種牡馬別成績※13,21年函館開催除く
  5. 近10年枠別成績※13,21年函館開催除く
  6. 近10年馬番別成績※13,21年函館開催除く
  7. 近10年脚質別成績※13,21年函館開催除く
  8. 近10年エルムS,馬場状態:良,※13,21年函館開催除く



レパードステークス

  • 先週の馬場傾向

開幕週の新潟ダートコース全体の傾向として対馬18頭中11頭が1~4枠へ入った馬だったように内枠馬,中でも馬番1~6へ入った逃げ・先行馬が有利になりやすい状況。
新潟ダートコースは最後の直線距離は約350mとJRA全場の中でも長い部類に入るが、コーナーの角度がキツいため差しが決まりづらく先行馬が展開利を得やすいコース形状なため、今開催も同様に開幕週から逃げ・先行馬の活躍が目立っており、1勝クラス以上の条件ではこの傾向が特に強まっている点にも注目しておきたい。

  1. 開幕週新潟ダートコース全体枠別成績
  2. 開幕週新潟ダートコース全体馬番別成績
  3. 開幕週新潟ダートコース全体脚質別成績
  4. 開幕週新潟ダートコース全体,1勝クラス以上,枠別成績
  5. 開幕週新潟ダートコース全体,1勝クラス以上,馬番別成績
  6. 開幕週新潟ダートコース全体,1勝クラス以上,脚質別成績
  7. 開幕週新潟ダート1800m,1勝クラス以上


  • 近10年レース傾向

当レースの特徴として出走数自体は少ないものの牝馬が穴を空けているように、馬体重479kg以下のダート馬としては比較的小柄な馬が好走傾向にある。
前述の通り最後の直線距離が約350mとJRA全場の中でも長い部類に入るダートコースなこともあり、前走で最後の直線距離が長い東京または中京コースや地方では大井外回りコースへ出走していた馬は経験と適正面から有利になりやすいが、コーナーの角度がキツいため差し・追い込み脚質の馬は苦戦傾向にあり、対照的に逃げた馬は10頭7頭が3着内へ好走している。
特に降雨によってJRA発表の馬場状態:稍重~不良で行われたレースにおいては、逃げ馬はいずれも連対しており、タイムトライアル的なレース質になりやすいことから内枠馬が特に有利になりやすい傾向が見られている。
今週週中に北陸地方が記録的豪雨に見舞われたことから雨の影響が残る馬場で当日のレースが行われるようであれば同様の傾向も想定される。

また新潟競馬場は日本ではドバイワールドカップデーで馴染みのあるメイダン競馬場とコース構造に近いこともあり、2011年ドバイWC勝ち馬ヴィクトワールピサを輩出したネオユニヴァースドバイWC21年2着,22年3着馬チュウワウィザードを輩出したキングカメハメハ、ドバイの王族による競走馬管理団体ゴドルフィンが所有するパイロなどドバイに縁のある血統に向いたレース。

  1. 近10年性別,所属別成績
  2. 近10年馬体重別成績
  3. 近10年前走レース別成績
  4. 近10年前走コース別成績
  5. 近10年種牡馬別成績
  6. 近10年枠別成績
  7. 近10年枠別成績※馬場状態:稍重~不良
  8. 近10年脚質別成績
  9. 近10年脚質別成績※馬場状態:稍重~不良
  10. 近10年レパードS,馬場状態:稍重~不良