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誰を付けてもスプリンター!短距離適性の主張が激しい名牝系トキオリアリティー

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血統

自身は競走馬として芝・ダート短距離戦で3勝するに留まったが、繁殖として代表産駒にリアルインパクト,ネオリアリズムなどのG1馬を輩出した。
また自身が残した産駒からも春秋芝マイルG1馬インディチャンプらを輩出するなど主にスプリント~マイル路線で活躍する馬を数多く送り出している。

メドウレイクは競走馬として3戦全勝。デビュー戦で2着馬に22馬身差をつける圧巻のパフォーマンスで勝利を飾ると続くG1アーリントンワシントンフューチュリティでも2着馬に8馬身3/4差をつけてG1初制覇、次走も順当に勝利重ねたものの自身の圧倒的なスピードに身体が耐えられなかったためか脚を故障しそのまま現役引退となった。
メドウレイクの代表産駒にアメリカダートG1を6勝、エクリプス賞2歳牝馬チャンピオンに輝くなど『史上最も偉大な2歳牝馬の1頭』と評されたメドウスターを輩出している。
トキオリアリティーは父メドウレイク×母系にインリアリティ,マイバブーの血を併せ持つメドウスターとニアリー配合馬。
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特徴

父メドウレイクの圧倒的なスピードとアメリカ血統らしい豊富な筋肉量を受け継ぎやすいことから馬体重が500kgを超えるような大型馬や2歳時から活躍する仕上がりの早い産駒が多い。
デビューしてまもなく勝ち上がるような産駒は初めて出走した重賞レースでも道中ペースの違いに戸惑うことなく自身のポテンシャルを遺憾なく発揮する傾向にある。
またディープインパクト,ネオユニヴァース,エルコンドルパサーなど日本のクラシック血統やダート中長距離路線で活躍する産駒を多く輩出している父と配合された馬であっても短距離指向の適正に振れてしまうほど母自身の主張が強いため特に注意を払う必要がある。