競馬マイノリティ

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サウジアラビアRC/毎日王冠/京都大賞典

※昨年の記事はこちらからもご覧いただけます。
chichicastenango.hatenablog.com

サウジアラビアロイヤルカップ

  • 近10年秋開催開幕週の傾向

秋競馬開幕週を迎える東京芝コースは例年通りBコースでの施行。
近年の開幕週の馬場はエアレーション及びシャタリング作業が加えられていることでクッション性に富んだ路盤でレースが行われることから馬場外側へ進路を取っての差しも決まりやすく、脚質による有利不利が比較的少ないフラットな馬場コンディションとなりやすい。
長いバックストレッチをフルに使って行われる芝1600~1800mコースでは開幕週らしく内ラチ沿いを立ち回れるメリットが大きいことからコースロスが大きくなる大外7,8枠が成績を落とす傾向見られているが、2歳限定戦においては頭数が揃わず15頭以上での多頭数レースになりづらいことから内外での枠による不利は少なくなっている

  1. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝全体枠別成績
  2. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝全体脚質別成績
  3. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝1600~1800m,枠別成績
  4. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝1600~1800m,脚質別成績
  5. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝全体,2歳限定(新馬除く)枠別成績
  6. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝全体,2歳限定(新馬除く)脚質別成績
  7. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝全体,2歳限定(新馬除く),15頭以上枠別成績
  8. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝全体,2歳限定(新馬除く),15頭以上脚質別成績
  • 近6年のレース傾向

2016年に重賞(GⅢ)に格付けされて以降の傾向として2ヶ月以上間隔を空けて出走してきた馬前走で最後の直線距離が400m以上あるコース経験馬が好走傾向にある。
春のクラシックまでに多くのマイル前後の番組が組まれる牝馬は13頭して6頭が3着内へ好走しておりこちらも注目しておきたい。
またノーザン系のクラブ馬も好調で特にサンデーレーシングはこのレースに狙いを定めて出走させてきており、キャリア数が少ない馬ほどその信頼度合いは高い。
近3年は出走馬唯一の馬体重500kg超えの大型馬が3連勝中と体力の完成が早い馬が活躍しやすい傾向も見られている。

  1. 過去6年性別,所属別成績
  2. 過去6年馬体重別成績
  3. 過去6年出走間隔別成績
  4. 過去6年キャリア数別成績
  5. 過去6年前走コース別成績
  6. 過去6年馬主別成績
  7. 過去6年枠別成績
  8. 過去6年脚質別成績

毎日王冠

※秋開催開幕週の傾向はサウジアラビアRC項をご参照ください。

  • 近10年のレース傾向

当レースは3歳馬や牝馬が好走傾向にあるように斤量55kg以下の斤量が軽い馬が有利になりやすい。
近10年の3着内好走馬30頭中29頭は前走で重賞レースに出走していた馬で、中でも東京芝1800m以上で行われる重賞へ出走していた馬と高相性
開幕週に行われる重賞レースということもあり、直線が長いコースながら逃げ馬は近10年で10頭中5頭が3着内へ好走している。
血統面でも開幕週のスピードが出る軽くて走りやすい路盤はディープインパクト産駒に向いており、対照的にディープインパクトと同じく日本ダービーレコードタイムで勝利したキングカメハメハ産駒は苦戦傾向にある。
また東京芝1800mコースは1~2コーナー間のポケットから2コーナーへ向かい約160m斜めに横切るような形で入り向正面直線へと合流するため、内枠のテンの遅い先行馬や後方からレースを進めたい馬が外枠の馬に被されやすくコーナーとの角度で窮屈になりやすいため、近10年の勝ち馬7頭は6~8枠へ入った外枠馬で3着内好走馬30頭中13頭も輩出している点には注意しておきたい。

  1. 近10年性別,所属,年齢別成績
  2. 近10年斤量別成績
  3. 近10年前走クラス別成績
  4. 近10年前走コース別成績
  5. 近10年種牡馬別成績
  6. 近10年枠別成績
  7. 近10年脚質別成績

京都大賞典

  • 昨年秋開催開幕週の傾向

京都競馬場改修工事に伴い今年も阪神競馬場で代替開催となり昨年に引き続きAコースを使用してレースが行われる。
近年の開幕週の馬場は競馬場問わずエアレーション及びシャタリング作業が加えられていることでクッション性に富んだ路盤でレースが行われることから馬場外側へ進路を取っての差しも決まりやすい内外フラットな馬場コンディションとなりやすい。
昨年の阪神秋開催も開幕1,2日目に芝で行われた全12レースで逃げ馬が連対圏内へ好走した馬は1頭もいなかったように道中は中団よりも後方からレースを進めていた馬の差しが決まりやすい馬場コンディションとなっており、ホームストレッチを2度通過する芝2000m以上のコースではより顕著な傾向が見られていた。

  1. 昨年秋開催開幕週(1,2日目)阪神芝全体枠別成績
  2. 昨年秋開催開幕週(1,2日目)阪神芝全体脚質別成績
  3. 昨年秋開催開幕週(1,2日目)阪神芝2000m以上枠別成績
  4. 昨年秋開催開幕週(1,2日目)阪神芝2000m脚質別成績
  • 近10年阪神芝2400~2600m古馬混合OPクラス以上の傾向

※通常開催時は京都芝2400m(外)で行われる条件のため、過去のレース傾向は参考にならないため割愛させていただきます。
近10年で阪神芝2400~2600m外回りコースでのOPクラス以上の古馬混合戦は全8レースが行われている。
昨年の京都大賞典を除くといずれも春開催時に施行されたレースだが、勝ち馬8頭中6頭が5~8枠へ入った外枠馬で3着内好走馬24頭中15頭を輩出している。
最後の直線距離が長い上級条件の長距離戦なことから差し・追い込み脚質の馬や、ディープインパクトやキングカメハメ,タニノギムレットなど日本ダービーで実績を収める日本の主流血統が力を発揮しやすい傾向が見られている。

  1. 近10年阪神芝2400~2600m,古馬混合,OPクラス枠別成績
  2. 近10年阪神芝2400~2600m,古馬混合,OPクラス脚質別成績
  3. 近10年阪神芝2400~2600m,古馬混合,OPクラス種牡馬別成績