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短縮ローテで激変!近親にはヘイロー、名牝アルマームードから繫がるアルパインスウィフト牝系

アルパインスウィフト | 競走馬データ - netkeiba.com

血統

アルパインスウィフトの母La Dame Du Lacの半兄には日本競馬の発展に大きな影響を与えることになったサンデーサイレンスの父ヘイローがいる。
2代母コスマーの姉妹ナタルマ,バブリングビューティもそれぞれ繁殖として成功しており、3代母アルマームードはヘイロー,ノーザンダンサーの祖母としても知られ、現代競馬に多大なる貢献をした名牝系と言って差し支えない。

特徴

近親にヘイローがいるように高い競走能力を秘めたアルパインスウィフトもまた残した産駒を通じて多彩な活躍馬を輩出している。
中でもリボー系の父との間に生まれたローマステーション,エアレジェーロらは繁殖として芝短距離指向のスピードに溢れた産駒を残す傾向にあり、3歳時はクラシック戦線を歩み皐月賞へも出走していた京成杯勝ち馬ローマンエンパイアは明け4歳初戦となったOP淀短距離Sへ前走から800mの大幅な距離短縮で出走したにも関わらず0.2秒差の2着へ好走したほど速い道中ペースでも競馬を投げ出さない前進気勢とスピードに優る馬であった。
この牝系で最も勝ち星を積み上げたダイアトニックもデビューから15走目にして初めて出走した芝1200m戦がG1高松宮記念という舞台でありながら最後の直線で才能が爆発。
1着入線を伺える勢いでゴールインするも決勝戦手前で不利を受けたことで審議の末に3着入線となってしまったが、この不利が無ければG1タイトルを手にしていたであろうと誰もが認めるほどの圧倒的なスプリントの資質を見せつけた。
これらの事からも初めて出走する芝1200m以下前走から距離を短縮して出走するローテーションでは常に注目しておきたい。

  • 母方3代内繁殖アルパインスウィフト
    • 芝:距離別成績
    • 芝:前走距離別成績