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先週の馬場状態とBコース替わり

神戸新聞杯

昨年に引き続き中京芝2200mでの施行となり今週からBコース替わり。
土曜は降雨によりJRA発表の馬場状態は不良でスタートしたが午後からは天気も回復、今開催の路盤そのものが良いためか実力馬が能力を削がれにくい。
3日間で行われた芝での全14レースで1~3人気が揃って凡走したレースはなく上位人気に推された馬同士での固い決着が目立つ。
ここでも有力視されるであろう前走ダービー組だが、今年のダービーは2~3コーナーにかけて外から捲っていく馬の動きもあり先行馬やこれについて行った馬たちには厳しい展開。
出走予定馬のワンダフルタウンはこの流れに乗じてポジションを上げて大敗してしまった一頭だ。

オールカマー

中山競馬場も雨の影響によりJRA発表の馬場状態は重でのスタート、今開催の明確な傾向として先行馬や内枠が有利になりやすい。
3日間で行われた芝での全17レースで二桁馬番が勝利したのは8枠11番,8枠12番,7枠10番とわずか3レース、二桁馬番同士での連対も1レースだった。
依然として内枠が有利になりやすい状況だが、脚質的に後方から競馬をする馬が極端な不利にはなりにくく比較的フラットな馬場状態とも言える。
今週からCコースへ替わってこの傾向がどうなるか注目したい。