競馬マイノリティ

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開幕週東京とコース替わり中京

シルクロードステークス

京都競馬場改修工事に伴って昨年に引き続き中京芝1200mでの施行。
先週行われた芝レースは9頭以下の小頭数レースが多かったこともあり人気馬が実力を発揮しやすかったものの、12頭以上で行われた3レースでは道中内を立ち回った先行馬や内枠の差し馬が穴を出した。
今週からBコースへ替わることもあり、コース形態からもテンが早い先行馬やラチ沿いをロスなく立ち回れる内枠の馬が有利になりやすい。
フルゲートでのレースになるようなら特に注意しておきたい傾向だ。

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レース傾向としては過去10年で関東馬から勝ち馬が出ておらず上位人気に推される関東馬がいるようならまずは疑ってかかりたい。

所属 成績
関東馬 0,2,2,34
関西馬 10,8,8,102

根岸ステークス

年間で通常開催スケジュール時にJRAで行われている1600m以下のダート重賞はたった6レース、当レースを除く5レースは全て芝スタートとJRAダート短距離路線は上級条件へ向かうほど独特な適正が問われやすい超が付くほど特殊な番組編成となっているのが現状だ。
それ故にJRA唯一のオールダート短距離重賞である当レースはダート競馬が主流のアメリカで淘汰されてきた血統に向いたレース、近10年で外国産馬が4勝と優秀な成績を収める。
2002,03年に異なる競馬場で当レースを連覇したサウスヴィグラスはオールダートで行われているNARで昨年7年連続8回目のリーディングサイアーに輝いた大種牡馬NARリーディング上位種牡馬にも同様に注目したい。

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レース傾向としては過去10年で前走1600mのレースを経験していた馬が好調、特に武蔵野S組は9頭出走して5頭が3着内へ好走。
コース形態が芝スタート部分を除けばほぼ同一なため東京ダート1600m実績がある馬にも走りやすい。
所属別では近10年で関西馬が9勝を挙げており関東馬や地方所属馬が不振な点に注意したい。
関東馬で唯一勝利したノンコノユメの父はサウスヴィグラスと同じくフォーティーナイナー系だった。

レース傾向 近10年成績
〇外馬 4,3,1,13
前走1600m 4,1,1,9
前走武蔵野S 3,1,1,4
関東馬 1,0,0,26
関西馬 9,10,10,91
地方馬 0,0,0,10