競馬マイノリティ

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CBC賞/ラジオNIKKEI賞

CBC賞

  • 昨年の馬場傾向

京都競馬場改修工事による変則開催に伴い、昨年に引き続き小倉芝1200mでの施行となる。
昨年はアグネスワールドが22年間保持していた日本レコードタイムが更新されたように、開幕週から今までにないほどの時計が出やすい軽い馬場コンディションでのスタートとなった。
開幕週の傷みの無い芝に加えて近年で最も軽い路盤であることも相俟ってタイムトライアル的なレース展開になりやすく、特に古馬混合で行われた3つのレースにおいても3,4コーナーを3番手以内で通過した先行馬が恵まれやすい傾向が見られた。
特に勝ち馬3頭はいずれも逃げ馬であるようにスピード持続力を問われやすく、外枠馬の上位入線も目立つことからも内外による有利不利の少ないフラットな馬場コンディションだったことが伺える。



  • 近10年のレース傾向

当レースの特徴として3,4歳馬の成績が不振傾向にある。
夏本番目前の時期に行われるハンデ重賞であるためか、5歳以上のキャリアを積んだ馬や500kg以上の大型馬は体力的な部分で相対的に有利になりやすく、前走G2クラス以上へ出走していた実績馬や55.5kg以上の斤量を科された馬も能力の裏付けがあるため崩れにくい傾向が見られている。

  1. 近10年性別,所属別,年齢別成績
  2. 近10年馬体重別成績
  3. 近10年斤量別成績
  4. 近10年前走クラス別成績

ラジオNIKKEI賞

  • 前開催の馬場傾向

前開催の福島芝コース全体の傾向として内枠や逃げ・先行馬が有利になりやすいトラックバイアスが発生していた。
しかし、出走頭数13頭以下で行われた芝コース全体の傾向としては内枠や逃げ・先行馬が成績不振
今年は出走登録が少なく出走頭数13頭以下でレースが行われるため、前開催の傾向を引き継ぐようであれば同様のトラックバイアスも想定されるため前日のレース傾向には注目しておきたい。

  1. 前開催芝コース全体枠別成績
  2. 前開催芝コース全体脚質別成績
  3. 前開催芝コース全体,出走頭数13頭以下枠別成績
  4. 前開催芝コース全体,出走頭数13頭以下脚質別成績
  • 近10年のレース傾向

当レースの特徴として牝馬斤量56kg以上のハンデを科された馬が苦戦傾向にある。
成長期にある3歳馬限定のハンデ重賞なためか、実績薄い軽ハンデ馬の好走が目立つ。
特に斤量54kg以下の牡馬が好成績を収めており、前走G2クラス以上へ出走していた能力の裏付けがある馬で特に6着以下へと負けていた馬は実績に反して斤量が恵まれやすくなっている
また当レースへと出走したディープインパクト産駒11頭6頭が3着内へ好走しているようにディープインパクトの血を引く馬にも注目しておきたい。
枠別成績で見ると3着内好走馬の半数を1~3枠でシェアしているように比較的内枠馬が恵まれやすく、直近で出走頭数13頭以下で行われたレースでは1,2コーナーを3番手以内で通過した先行馬の好走率が高い。

  1. 近10年枠別成績
  2. 近10年性別,所属別成績
  3. 近10年斤量別成績
  4. 近10年前走クラス別成績
  5. 近10年前走G3クラス以上出走馬,前走着順別成績
  6. 近10年種牡馬別成績
    • 近10年出走頭数13頭以下