競馬マイノリティ

競馬に学び、競馬を楽しむ。

府中牝馬S/秋華賞

※昨年の記事はこちらからもご覧いただけます。
chichicastenango.hatenablog.com

府中牝馬ステークス

  • 先週の傾向

開幕週の東京芝コースは雨の影響を受けた馬場でレースが行われたものの日本一の排水能力を持つ路盤により回復に時間を要することもなく、日曜メインレースではレコードタイムも記録されるほどの走りやすい絶好の馬場コンディション。
エアレーション及びシャタリング作業が加えられた馬場なこともあり、特に体力が完成している古馬にとっては末脚の要求度が高く、直線では馬場外側へ進路を取っての差しも決まりやすい。
芝で行われた古馬混合戦全7レースにおいては逃げた馬や最内1,2枠へ入った馬から連対圏内へ好走した馬は1頭も出ていないように外枠へ入った道中後方を追走していた差し馬が有利になりやすい状況が見られている。

  1. 先週東京芝全体枠別成績
  2. 先週東京芝全体脚質別成績
  3. 先週東京芝古馬混合戦枠別成績
  4. 先週東京芝古馬混合戦脚質別成績
  • 近10年のレース傾向

近10年の傾向として比較的関西馬が好走傾向にある。
エリザベス女王杯のトライアルレースでもあることから前走でG1,G2へ出走していたような既に賞金を積んでいる休み明けの馬よりも夏競馬で1度叩かれてここを目標に優先出走権を狙いに来た馬の期待値が高い。
血統的にはディープインパクト産駒が31頭出走するも勝ち馬は僅かに1頭,3着内好走馬7頭なのに対してハーツクライ産駒は10頭出走して勝ち馬1頭,3着内好走馬4頭ディープインパクトとは相反する能力を要求されやすい
また当レースも先週の馬場傾向同様に逃げた馬が連対圏内へ好走したのは僅かに1頭、1~3枠へ入った内枠馬からは勝ち馬は1頭も出ていないように外枠へ入った道中後方を追走していた差し馬が有利になりやすい傾向が見られている。

  1. 近10年年齢,所属別成績
  2. 近10年斤量別成績
  3. 近10年出走間隔別成績
  4. 近10年前走競馬場別成績
  5. 近10年前走クラス別成績
  6. 近10年種牡馬別成績
  7. 近10年枠別成績
  8. 近10年脚質別成績

秋華賞

  • 先週の傾向

開幕週の阪神芝コースは雨の影響を受けた馬場でレースが行われたものの内回りコースで33秒台、外回りコースでは33秒台前半の上がりが記録されるほどの年末まで続くロングラン開催仕様の絶好の馬場コンディション。
エアレーション及びシャタリング作業が加えられた馬場なこともあり、最後の直線距離の短い内回りコースであったも末脚の要求度が高く、直線では馬場外側へ進路を取っての差しも決まりやすい。
芝内回りコースで行われた全9レースにおいては逃げた馬が連対圏内へ好走したのは僅かに1頭、最内1,2枠へ入った馬からは勝ち馬は1頭も出ていないように外枠へ入った道中後方を追走していた差し馬が有利になりやすい状況が見られている。

  1. 先週阪神芝全体枠別成績
  2. 先週阪神芝全体脚質別成績
  3. 先週阪神芝内回りコース枠別成績
  4. 先週東京芝内回りコース脚質別成績
  • 近10年阪神芝2000m3歳牝馬限定OPクラス以上の傾向

※通常開催時は京都芝2000m(内)で行われる条件のため、過去のレース傾向は参考にならないことから割愛させていただきます。
近10年で阪神芝2000m内回りコースでのOPクラス以上の3歳牝馬限定戦は全12レースが行われている。
内11レースは春の牝馬クラシック桜花賞当日に行われる忘れな草賞ではあるが、先週の馬場傾向同様に勝ち馬12頭中8頭が6~8枠へ入った外枠馬、逃げた馬が連対圏内へ好走したのは僅かに2頭であるように道中後方を追走していた差し馬が有利になりやすい傾向が見られている。
血統的にはディープインパクトキングカメハメハ産駒が活躍しているように日本ダービーなどクラシック戦線に強い日本の主流血統が能力を発揮しやすい舞台。
また日本の主流血統サンデーサイレンス系ではないものの健闘を見せているハービンジャー産駒にも注目しておきたい。

  1. 近10年阪神芝2000m,3歳牝馬限定,OPクラス以上枠別成績
  2. 近10年阪神芝2000m,3歳牝馬限定,OPクラス以上脚質別成績
  3. 近10年阪神芝2000m,3歳牝馬限定,OPクラス以上種牡馬別成績

サウジアラビアRC/毎日王冠/京都大賞典

※昨年の記事はこちらからもご覧いただけます。
chichicastenango.hatenablog.com

サウジアラビアロイヤルカップ

  • 近10年秋開催開幕週の傾向

秋競馬開幕週を迎える東京芝コースは例年通りBコースでの施行。
近年の開幕週の馬場はエアレーション及びシャタリング作業が加えられていることでクッション性に富んだ路盤でレースが行われることから馬場外側へ進路を取っての差しも決まりやすく、脚質による有利不利が比較的少ないフラットな馬場コンディションとなりやすい。
長いバックストレッチをフルに使って行われる芝1600~1800mコースでは開幕週らしく内ラチ沿いを立ち回れるメリットが大きいことからコースロスが大きくなる大外7,8枠が成績を落とす傾向見られているが、2歳限定戦においては頭数が揃わず15頭以上での多頭数レースになりづらいことから内外での枠による不利は少なくなっている

  1. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝全体枠別成績
  2. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝全体脚質別成績
  3. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝1600~1800m,枠別成績
  4. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝1600~1800m,脚質別成績
  5. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝全体,2歳限定(新馬除く)枠別成績
  6. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝全体,2歳限定(新馬除く)脚質別成績
  7. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝全体,2歳限定(新馬除く),15頭以上枠別成績
  8. 近10年秋開催開幕週(1,2日目)東京芝全体,2歳限定(新馬除く),15頭以上脚質別成績
  • 近6年のレース傾向

2016年に重賞(GⅢ)に格付けされて以降の傾向として2ヶ月以上間隔を空けて出走してきた馬前走で最後の直線距離が400m以上あるコース経験馬が好走傾向にある。
春のクラシックまでに多くのマイル前後の番組が組まれる牝馬は13頭して6頭が3着内へ好走しておりこちらも注目しておきたい。
またノーザン系のクラブ馬も好調で特にサンデーレーシングはこのレースに狙いを定めて出走させてきており、キャリア数が少ない馬ほどその信頼度合いは高い。
近3年は出走馬唯一の馬体重500kg超えの大型馬が3連勝中と体力の完成が早い馬が活躍しやすい傾向も見られている。

  1. 過去6年性別,所属別成績
  2. 過去6年馬体重別成績
  3. 過去6年出走間隔別成績
  4. 過去6年キャリア数別成績
  5. 過去6年前走コース別成績
  6. 過去6年馬主別成績
  7. 過去6年枠別成績
  8. 過去6年脚質別成績

毎日王冠

※秋開催開幕週の傾向はサウジアラビアRC項をご参照ください。

  • 近10年のレース傾向

当レースは3歳馬や牝馬が好走傾向にあるように斤量55kg以下の斤量が軽い馬が有利になりやすい。
近10年の3着内好走馬30頭中29頭は前走で重賞レースに出走していた馬で、中でも東京芝1800m以上で行われる重賞へ出走していた馬と高相性
開幕週に行われる重賞レースということもあり、直線が長いコースながら逃げ馬は近10年で10頭中5頭が3着内へ好走している。
血統面でも開幕週のスピードが出る軽くて走りやすい路盤はディープインパクト産駒に向いており、対照的にディープインパクトと同じく日本ダービーレコードタイムで勝利したキングカメハメハ産駒は苦戦傾向にある。
また東京芝1800mコースは1~2コーナー間のポケットから2コーナーへ向かい約160m斜めに横切るような形で入り向正面直線へと合流するため、内枠のテンの遅い先行馬や後方からレースを進めたい馬が外枠の馬に被されやすくコーナーとの角度で窮屈になりやすいため、近10年の勝ち馬7頭は6~8枠へ入った外枠馬で3着内好走馬30頭中13頭も輩出している点には注意しておきたい。

  1. 近10年性別,所属,年齢別成績
  2. 近10年斤量別成績
  3. 近10年前走クラス別成績
  4. 近10年前走コース別成績
  5. 近10年種牡馬別成績
  6. 近10年枠別成績
  7. 近10年脚質別成績

京都大賞典

  • 昨年秋開催開幕週の傾向

京都競馬場改修工事に伴い今年も阪神競馬場で代替開催となり昨年に引き続きAコースを使用してレースが行われる。
近年の開幕週の馬場は競馬場問わずエアレーション及びシャタリング作業が加えられていることでクッション性に富んだ路盤でレースが行われることから馬場外側へ進路を取っての差しも決まりやすい内外フラットな馬場コンディションとなりやすい。
昨年の阪神秋開催も開幕1,2日目に芝で行われた全12レースで逃げ馬が連対圏内へ好走した馬は1頭もいなかったように道中は中団よりも後方からレースを進めていた馬の差しが決まりやすい馬場コンディションとなっており、ホームストレッチを2度通過する芝2000m以上のコースではより顕著な傾向が見られていた。

  1. 昨年秋開催開幕週(1,2日目)阪神芝全体枠別成績
  2. 昨年秋開催開幕週(1,2日目)阪神芝全体脚質別成績
  3. 昨年秋開催開幕週(1,2日目)阪神芝2000m以上枠別成績
  4. 昨年秋開催開幕週(1,2日目)阪神芝2000m脚質別成績
  • 近10年阪神芝2400~2600m古馬混合OPクラス以上の傾向

※通常開催時は京都芝2400m(外)で行われる条件のため、過去のレース傾向は参考にならないため割愛させていただきます。
近10年で阪神芝2400~2600m外回りコースでのOPクラス以上の古馬混合戦は全8レースが行われている。
昨年の京都大賞典を除くといずれも春開催時に施行されたレースだが、勝ち馬8頭中6頭が5~8枠へ入った外枠馬で3着内好走馬24頭中15頭を輩出している。
最後の直線距離が長い上級条件の長距離戦なことから差し・追い込み脚質の馬や、ディープインパクトやキングカメハメ,タニノギムレットなど日本ダービーで実績を収める日本の主流血統が力を発揮しやすい傾向が見られている。

  1. 近10年阪神芝2400~2600m,古馬混合,OPクラス枠別成績
  2. 近10年阪神芝2400~2600m,古馬混合,OPクラス脚質別成績
  3. 近10年阪神芝2400~2600m,古馬混合,OPクラス種牡馬別成績

短縮ローテで激変!近親にはヘイロー、名牝アルマームードから繫がるアルパインスウィフト牝系

アルパインスウィフト | 競走馬データ - netkeiba.com

血統

アルパインスウィフトの母La Dame Du Lacの半兄には日本競馬の発展に大きな影響を与えることになったサンデーサイレンスの父ヘイローがいる。
2代母コスマーの姉妹ナタルマ,バブリングビューティもそれぞれ繁殖として成功しており、3代母アルマームードはヘイロー,ノーザンダンサーの祖母としても知られ、現代競馬に多大なる貢献をした名牝系と言って差し支えない。

特徴

近親にヘイローがいるように高い競走能力を秘めたアルパインスウィフトもまた残した産駒を通じて多彩な活躍馬を輩出している。
中でもリボー系の父との間に生まれたローマステーション,エアレジェーロらは繁殖として芝短距離指向のスピードに溢れた産駒を残す傾向にあり、3歳時はクラシック戦線を歩み皐月賞へも出走していた京成杯勝ち馬ローマンエンパイアは明け4歳初戦となったOP淀短距離Sへ前走から800mの大幅な距離短縮で出走したにも関わらず0.2秒差の2着へ好走したほど速い道中ペースでも競馬を投げ出さない前進気勢とスピードに優る馬であった。
この牝系で最も勝ち星を積み上げたダイアトニックもデビューから15走目にして初めて出走した芝1200m戦がG1高松宮記念という舞台でありながら最後の直線で才能が爆発。
1着入線を伺える勢いでゴールインするも決勝戦手前で不利を受けたことで審議の末に3着入線となってしまったが、この不利が無ければG1タイトルを手にしていたであろうと誰もが認めるほどの圧倒的なスプリントの資質を見せつけた。
これらの事からも初めて出走する芝1200m以下前走から距離を短縮して出走するローテーションでは常に注目しておきたい。

  • 母方3代内繁殖アルパインスウィフト
    • 芝:距離別成績
    • 芝:前走距離別成績

シリウスS/スプリンターズS/凱旋門賞

※昨年の記事はこちらからもご覧いただけます。
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シリウスステークス

  • 今開催の傾向

今開催の中京ダートは逃げ・先行馬が最後までスピードを持続し続けやすい砂質と路盤。
これに台風等による天候不良が重なり馬場が湿って脚抜きが良くなるとタイムトライアル的なレース質となりやすく、開幕週にはレコードタイムも記録されたほどの競走馬へ掛かる負荷が少ない軽い馬場コンディション。
特にコーナーを4回通過することになる1800m以上のコースにおいては当日の馬場状況によって傾向が大きく異なる。
JRA発表の馬場状態:良で行われたレースにおいては、内ラチ沿いを立ち回りコーナーをロスなく回れるメリットが大きいことから大外7,8枠から3着内好走馬が出ておらず、対照的に降雨により馬場状態:稍重~不良で行われたレースにおいては競走馬に掛かる負荷が大幅に軽減されるためか外枠から先行争いへ加わることの不利が少ない状況が見られている。

  1. 今開催中京ダート全体枠別成績
  2. 今開催中京ダート全体脚質別成績
  3. 今開催中京ダート1800m以上枠別成績
  4. 今開催中京ダート1800m以上脚質別成績
  5. 今開催中京ダート1800m以上枠別成績※馬場状態:
  6. 今開催中京ダート1800m以上脚質別成績※馬場状態:
  7. 今開催中京ダート1800m以上枠別成績※馬場状態:稍重~不良
  8. 今開催中京ダート1800m以上脚質別成績※馬場状態:稍重~不良
  • 近2年のレース傾向

京都競馬場改修工事に伴う代替開催によって中京ダート1900m施行で行われた近2年のレース傾向としては、直線距離が長く急坂も設けられたホームストレッチを2度通過するタフなコースで行われるハンデ重賞なことから斤量面で有利になりやすい3,4歳馬前走ハンデ戦へ出走していた条件慣れが見込める馬が好走傾向にある。
また左回りコースで行われる1900m以上の長距離レースなことからアメリカクラシック三冠レースに近い適正を求められやすいためか近2年の勝ち馬はいずれもアメリカクラシックで実績を残す父系の産駒であった。

  1. 20,21年性別,所属,年齢別成績
  2. 20,21年斤量別成績成績
  3. 20,21年馬体重別成績
  4. 20,21年出走間隔別成績
  5. 20,21年前走距離別成績
  6. 20,21年前走クラス成績
  7. 20,21年種牡馬別成績
  8. 20,21年枠別成績
  9. 20,21年脚質別成績

スプリンターズステークス

  • 先週の傾向

先週からCコース替わりとなった中山芝コースは、土曜は台風の影響による悪天候JRA発表の馬場状態:不良でのスタートとなり雨の影響薄れた午後からは水捌けの良い3~4コーナー馬場外側へ進路を求めやすい外枠馬や差し馬が有利な状況。
日曜は馬場の乾きがさらに進み内ラチ沿いを立ち回れる逃げ・先行馬や内枠馬が有利になりやすい馬場コンディションへと推移した。
外回りコースで行われた1600m以下のレースにおいては両日共に内ラチ沿いを立ち回れる逃げ・先行馬や内枠馬が有利になりやすい傾向が見られている。

  1. 先週中山芝全体枠別成績
  2. 先週中山芝全体脚質別成績
  3. 先週中山芝全体枠別成績※土曜のみ
  4. 先週中山芝全体脚質別成績※土曜のみ
  5. 先週中山芝全体枠別成績※日曜のみ
  6. 先週中山芝全体脚質別成績※日曜のみ
  7. 先週中山芝1600m以下枠別成績
  8. 先週中山芝1600m以下脚質別成績
  • 近7年のレース傾向

路盤改修工事が行われた馬場でレースが行われるようになった2015年以降の当レース傾向として、輸送距離が短く環境の変化等の影響が少ない関東馬が有利になりやすい。
出走間隔を空けた心身共にフレッシュな馬も好調で前走で春のG1レースへ出走していた馬、中でもマイルG1へ出走していた馬が好走傾向にある。
またスプリントG1ながら比較的小柄な馬体の馬が人気薄で度々強烈な穴を開けている点にも注目したい。
血統的には近7年で父系にフォーティーナイナーの血を引く馬が13頭出走して3勝を挙げるなど5頭が3着内へ好走、内2頭は6人気以下からの激走と高相性。
また前述の通りCコース替わり2週目に行われることから内ラチ沿いの馬場状態が良いため、近7年の3着内好走馬21頭17頭が1~5枠へ入った馬でもあった。

  1. 近7年性別,所属,年齢別成績
  2. 近7年馬体重別成績
  3. 近7年出走間隔別成績
  4. 近7年前走距離別成績
  5. 近7年前走クラス成績
  6. 近7年種牡馬別成績
  7. 近7年枠別成績
  8. 近7年脚質別成績

凱旋門賞

パリロンシャン競馬場で行われる芝2400m路線における世界最高峰のレース。
今年の総賞金500万ユーロ(約6億5000万円)は欧州ナンバーワンを誇り、昨年はIFHAが発表する世界のG1レーストップ100の第1位にも輝いた。

凱旋門賞は芝2400mの外回りコースを使用して行われ、スタートして約400mは平坦だがここを過ぎると1000m地点にかけて最大高低差約10m(中山競馬場の約2倍)を誇る厳しい勾配の坂を600mほど駆け上がる。
山頂へ辿りつき3コーナーを回ると今度は一転して高低差約10mの坂を600mかけて下り強制的に加速が促されると、勢いそのままに競馬場名物フォルスストレートと呼ばれる偽りの直線部分を約250mほど走り迎える最後の直線は平坦でその距離は東京競馬場とほぼ同じ533mほど、2019年以降は凱旋門賞開催日のみ使用される最後の直線へ入ってすぐに内の仮柵がなくなり、内側5mほどにグリーンベルトが出現する変則コース。

日本競馬を慣れ親しんだ競馬ファンからすればパリロンシャン競馬場の印象間違いなく起伏の激しいコースではあるが、欧州競馬のコースの中ではスタートして400mまでのポジション争いが終わると最後の直線を迎えるまでにいかに消耗しないかの我慢が問われ続け、道中で動くことがそのまま不利に直結するコースだ。
即ち実際にレースが行われている部分はスタート400mと最後の直線533mのみの約1000mだけのスプリントG1だと言っても過言ではなく、道中内ラチ沿いを走って最後の直線に入ると内ラチ沿いにさらにボーナス部分が発生しているという構造は日本のコースで例えるなら新潟芝1000m直線で外ラチ沿いを占拠し続ける外枠馬がイメージに容易い。

実際に凱旋門賞が行われる日に組まれている芝1400mで行われるG1フォレ賞は芝2400mコースの後半1400m部分をほぼ使って行われ、2015年にはメイクビリーヴ(父マクフィ,ドバイミレニアム系)芝1400mの世界レコードとなる1:17秒が記録されたほどで、マグナーテン(父ダンチヒ)が新潟芝1400m(内)で記録した1:19秒の日本レコードより2秒も早いのである。
当レースを2013(重),14(良)年と異なる馬場状態で連覇した名牝トレヴは母父に日本でも馴染みのある直線コース欧州スプリントG1ジュライC,モーリス・ド・ゲスト賞を勝利したアナバー(父ダンチヒ)の血を引く馬であった。

2011年レースレコード(※シャンティイ開催時除く)で勝利したデインドリームも母父にスプリント王国豪州などを筆頭に繁栄するデインヒル(父ダンチヒ)の血を引いており、加えて同馬はドイツ生産・調教馬であり父ロミタスはドイツオークス馬サロミナ(サリオス,サラキア等の母)も輩出したドイツで実績収める血統でもあった。

2021年不良馬場を13人気で勝利したトルカータータッソもドイツ生産・調教馬、父アドラーフルーク(サドラーズウェルズ系)はドイツダービー馬であり2020,21年ドイツリーディングサイアーへも輝いた。
母母父に平坦な芝マイルコースである京都芝1600m(外)で当時のコースレコードを記録したワールドエースの母父としてもお馴染みのドイツの大種牡馬アカテナンゴの血を引いており平坦コースを速く走れる血統的な裏付けがあったことからも、当レースは馬場状態問わずに平坦な直線を速く走れるスプリント指向な血統が強いレースと言える。

これは当レースを連対した日本馬3頭にも共通する。
1999年エルコンドルパサー(父キングマンボ)は日本でも馴染みのある欧州直線G1ジャック・ル・マロワ賞を連覇した名牝ミエス(父ヌレイエフ)が輩出したキングマンボ産駒、自身も同レース制したタイキシャトルが勝利した東京芝1600mG1で勝利実績があった。
2010年ナカヤマフェスタ(父ステイゴールド),2012,13年オルフェーヴル(父ステイゴールド)もG1ジャック・ル・マロワ賞を制したディクタスの血を引くステイゴールド産駒、同馬の母ゴールデンサッシュの全兄は芝マイルG1を2勝,2歳時(当時3歳表記)にレコードタイムを記録したサッカーボーイがおり、同馬の母父ノーザンテーストは前述した現在は凱旋門賞開催日に行われているG1フォレ賞勝ち馬でもあった。

上記の事を踏まえるとトップスピードに影響を及ぼす斤量が軽い馬(3歳馬,牝馬)やコースロスが少ない内枠馬が恵まれやすい構造が毎年のように繰り返されていることが理解しやすいのではないだろうか。

施行年 馬場状態 人気 着順 性齢 枠番 馬名 父系 備考
21年 不良 13人気 1着 4歳(牡) 12番 トルカータータッソ サドラーズウェルズ ドイツ生産・調教馬
18年 10人気 3着 5歳(牡) 6番 クロスオブスターズ ダンチヒ 母父キングマン
14年 7人気 1着 4歳(牝) 3番 トレヴ サドラーズウェルズ 母父ダンチヒ
14年 11人気 2着 4歳(牡) 4番 フリントシャー ダンチヒ A.ファーブル調教馬
12年 12人気 1着 4歳(牝) 6番 ソレミア サドラーズウェルズ 特に無し
12年 6人気 3着 3歳(牡) 17番 マスターストローク ブランドフォード A.ファーブル調教馬

神戸新聞杯/オールカマー

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神戸新聞杯

  • 先週の傾向

先週の中京芝コースは台風の影響による馬場の悪化も懸念されたが幸いにもその影響も少なく、開幕週のエアレーション及びシャタリング作業が加えられたクッション性に富んだ末脚が活かしやすい路盤も1週使い込まれたことで踏み固まり比較的内枠馬,ラチ沿いを立ち回る逃げ・先行馬も力を発揮しやすいフラットな路盤へと推移した。

  1. 先週中京芝全体枠別成績
  2. 先週中京芝全体枠脚質成績
  3. 先週中京芝2000m以上枠別成績
  4. 先週中京芝2000m以上枠脚質成績
  • 近2年中京秋開催3~4週目の傾向

中京芝コースは今週からBコース替わり、近2年中京秋開催3~4週目に芝2000以上で行われたレースにおいてクッション性に富んだ路盤が踏み固まることに加えて内ラチ沿いの傷みがカバーされることから比較的内枠馬や逃げ・先行馬が有利になりやすい傾向が見られている。

  1. 近2年中京秋開催Bコース3~4週目,芝2000m以上枠別成績
  2. 近2年中京秋開催Bコース3~4週目,芝2000m以上脚質別成績
  • 近2年のレース傾向

京都競馬場改修工事に伴う代替開催によって中京芝2200m施行で行われた近2年のレース傾向としては、直線距離が長く急坂も設けられたホームストレッチを2度通過するタフなコースであることから3着内好走馬6頭中5頭が前走で2400m以上の長い距離のレースへ出走経験がある馬であり、内4頭はG1日本ダービーへ出走していた馬であった。

  1. 20,21年性別,所属別成績
  2. 20,21年出走間隔別成績
  3. 20,21年前走距離別成績
  4. 20,21年前走クラス別成績
  5. 20,21年種牡馬別成績
  6. 20,21年枠別成績
  7. 20,21年脚質別成績

オールカマー

  • 先週の傾向

先週の中山は台風の影響によって日曜午後以降は降雨により馬場が悪化した中でレースが行われた。
芝コースは3~4コーナー部分の馬場中~外側の排水性が高いため水捌けも良く、開幕週のエアレーション及びシャタリング作業が加えられたクッション性に富んだ末脚が活かしやすい路盤も1週使い込まれたことで踏み固まり外枠馬や逃げ・先行馬が有利になりやすい傾向が見られた。

  1. 先週中山芝全体枠別成績
  2. 先週中山芝全体枠脚質成績
  3. 先週中山芝1800m以上枠別成績
  4. 先週中山芝1800m以上枠脚質成績
  • 近7年中山秋開催3~4週目の傾向

中山芝コースは今週からCコース替わり、近7年中山秋開催3~4週目に芝1800以上で行われたレースにおいてクッション性に富んだ路盤が踏み固まることに加えて内ラチ沿いの傷みがカバーされたが枠の内外による大きな差は見られていないものの、逃げ・先行馬が有利になりやすい傾向が見られている。

  1. 近7年中山秋開催Cコース3~4週目,芝1800m以上枠別成績
  2. 近7年中山秋開催Cコース3~4週目,芝1800m以上脚質別成績
  • 近7年のレース傾向

路盤改修工事が行われた馬場でレースが行われるようになった2015年以降の当レース傾向として、3着内好走馬21頭中7頭が牝馬,21頭中9頭が4歳馬であるように牝馬やキャリアの少ないフレッシュな4歳馬が好走傾向にあり、またG2レースでもあることから出走馬自身の格も問われやすく、3着内好走馬21頭中9頭は前走でG1レースへ出走していた馬でもあった。
秋開催の中山芝コースは野芝の生育のみでの馬場でレースが行われる軽い路盤なことからディープインパクト産駒とは特に相性が良く、Cコース替わり初週なことでもあるためか最内1枠へ入った馬は9頭中5頭が3着内へ好走している点にも注目しておきたい。

  1. 近7年性別,所属,年齢別成績
  2. 近7年馬体重別成績
  3. 近7年出走間隔別成績
  4. 近7年前走クラス別成績
  5. 近7年種牡馬別成績
  6. 近7年枠別成績
  7. 近7年脚質別成績

ローズS/セントライト記念

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ローズステークス

  • 先週の傾向

開幕週の中京芝コースは土曜は夜中に降った雨によってJRAの馬場発表は稍重でスタート、日曜は乾きも進んだことで11,12Rでは続けてレコードタイムが記録されたように時計も出やすい軽い馬場コンディション。
例年通りエアレーション及びシャタリング作業が加えられたことでクッション性に富んだ路盤によって馬場外側へ進路を取っての差しも決まりやすい内外フラットな馬場、ホームストレッチを2度通過することなる2000m以上のコースでは逃げ馬は1頭も3着内へ好走しておらず、先行馬を含めても1頭も勝ち馬が出ていないほど後方からレースを進めた馬が末脚を発揮しやすい状況。

  1. 先週中京芝全体枠別成績
  2. 先週中京芝全体脚質別成績
  3. 先週中京芝2000m以上枠別成績
  4. 先週中京芝2000m以上脚質別成績
  • 近2年のレース傾向

京都競馬場改修工事に伴う代替開催によって中京芝2000m施行で行われた近2年のレース傾向としては、JRA全場でも4番目に長い直線距離を誇るコースなことからJRAリーディング上位種牡馬の産駒が能力を発揮しやすい。
特に3着内好走馬6頭中4頭が日本ダービーディープインパクト,キングカメハメハ産駒であるように直線が長いコースで行われるG1で実績を残した父系の血を引く馬と相性が良く、優れた競走能力を秘めていることから前走で条件戦へ出走していた馬の期待値も高い。

  1. 20,21年所属別成績
  2. 20,21年出走間隔別成績
  3. 20,21年前走距離別成績
  4. 20,21年前走クラス成績
  5. 20,21年種牡馬別成績
  6. 20,21年枠別成績
  7. 20,21年脚質別成績

セントライト記念

  • 先週の傾向

開幕週の中山芝コースは全12レースが行われ逃げた馬12頭中6頭が3着内へ好走、内11レースでは勝ち馬は逃げ・先行馬であった。
しかし、例年通りエアレーション及びシャタリング作業が加えられたことでクッション性に富んだ路盤によってホームストレッチを2度通過することなる1800m以上のコースでは馬場外側へ進路を取っての差しも決まりやすく、逃げ馬から勝ち馬が出ていない点には留意しておきたい。

  1. 先週中山芝全体枠別成績
  2. 先週中山芝全体脚質別成績
  3. 先週中山芝1800m以上枠別成績
  4. 先週中山芝1800m以上脚質別成績
  • 近7年のレース傾向

路盤改修工事が行われた馬場でレースが行われるようになった2015年以降の当レース傾向として3着内好走馬21頭中16頭は前走で重賞レースへ出走していた馬、特に前走から出走間隔を10週以上空けたローテーションで出走することができた馬は3着内好走馬21頭中17頭にも上るほど夏開催中に心身共にリフレッシュできた馬が好成績を収め続けている。
またこの時期の芝コースは野芝の生育のみでの馬場でレースが行われるため、一般的な起伏の富んだタフな競馬場とのイメージとは裏腹に2012,19年には芝1600mの世界レコードが記録されたほど軽くて走りやすい路盤になりやすく、ディープインパクト産駒との相性も悪くはない

  1. 近7年性別,所属別成績
  2. 近7年出走間隔別成績
  3. 近7年前走距離別成績
  4. 近7年前走クラス別成績
  5. 近7年前走レース別成績
  6. 近7年種牡馬別成績
  7. 近7年枠別成績
  8. 近7年脚質別成績

紫苑S/セントウルS/京成杯AH

※昨年の記事はこちらからもご覧いただけます。
chichicastenango.hatenablog.com

紫苑ステークス

  • 昨年秋開催開幕週の傾向

秋競馬開幕週を迎える中山芝コースは例年通りBコースでの施工。
この時期の芝コースは野芝の生育のみでの馬場でレースが行われるため、一般的な起伏の富んだタフな競馬場とのイメージとは裏腹に2012,19年には芝1600mの世界レコードが記録されたほど軽くて走りやすい馬場コンディションになりやすいのが特徴。
昨年の中山秋開催開幕週に芝で行われた全12レースでは8枠から勝ち馬は出ておらず逃げた馬13頭中8頭が3着内へ好走したように小回りコースらしく道中内ラチ沿いをロスなく立ち回れる内枠馬や先行馬が有利になりやすい状況が見られている。

しかし、コーナーを4回通過することになる1800〜2000mコースにおいては全5レースが行われたものの1〜3枠へ入った馬から勝ち馬は出ていない
近年の開幕週の馬場はエアレーション及びシャタリング作業が加えられていることでクッション性に富んだ路盤でレースが行われることから馬場外側へ進路を取っての差しも決まりやすい内外フラットな馬場コンディションとなりやすい。
これによってゴール前にスタート地点がある芝1800~2000mコースでは外枠馬に掛かる負担が軽減されるため、むしろ開幕週においてはメリットの方が大きくなっている可能性も高く注意が必要だ。

  1. 昨年秋開催開幕週中山芝全体枠別成績
  2. 昨年秋開催開幕週中山芝全体脚質別成績
  3. 昨年秋開催開幕週中山芝1800~2000m枠別成績
  4. 昨年秋開催開幕週中山芝1800~2000m脚質別成績
  • 過去6年のレース傾向

2016年に重賞(GⅢ)に格付けされて以降の傾向として前走から2ヶ月以上間隔を空けて出走してきた馬や前走で2000m以上のレース経験馬が好走傾向にある。
中でも前走で優駿牝馬(オークス)へ出走していた馬は馬自身の素質や能力面からも堅実に走る。
また前述の昨年コース傾向のような馬場コンディションでレースが行われやすいことから過去6年の勝ち馬はいずれも5〜8枠へ入った外枠馬、特に3着内好走馬18頭中6頭が大外8枠馬である点にも注目したい。

  1. 過去6年所属別成績
  2. 過去6年出走間隔別成績
  3. 過去6年前走クラス別成績
  4. 過去6年前走距離別成績
  5. 過去6年枠別成績[
  6. 過去6年脚質別成績[

セントウルステークス

  • 近2年秋開催1~2週目の傾向

京都競馬場改修工事に伴い今年も中京競馬場で代替開催が行われる。
中京競馬場中山競馬場同様にこの時期の芝コースは野芝の生育のみでの馬場でレースが行われるため、昨年,一昨年共にレコードタイムが記録されたように軽くて走りやすい馬場コンディションになりやすい。
近2年中京秋開催1~2週目に芝1200~1400mで行われた全12レースでは最内1,2枠から勝ち馬が出ておらず、特に当レースが行われる芝1200mに限定すると3着内好走馬18頭中9頭が6~8枠へ入った馬逃げた馬は全て着外に敗れているように外枠に入った差し馬が有利になりやすい状況が見られている。
近年の開幕週の馬場はエアレーション及びシャタリング作業が加えられていることでクッション性に富んだ路盤でレースが行われることから馬場外側へ進路を取っての差しも決まりやすい内外フラットな馬場コンディションとなりやすい。
これにJRA全場で最も最後の直線距離が長い芝1200mコースであることも加わり、多頭数になるほど内枠馬が有利になりやすいコース形状ながら開幕週においては外枠であることが不利になりづらく、むしろメリットの方が大きくなっている可能性も高いため注意が必要だ

  1. 20,21年秋開催1~2週目中京芝1200~1400m枠別成績
  2. 20,21年秋開催1~2週目中京芝1200~1400m脚質別成績
  3. 20,21年秋開催1~2週目中京芝1200m枠別成績
  4. 20,21年秋開催1~2週目中京芝1200m脚質別成績
  • 近2年のレース傾向

京都競馬場改修工事に伴う代替開催によって中京芝1200m施行で行われた近2年のレース傾向としては、3着内へ好走した馬は輸送による環境の変化や疲労などの不安が少ない関西馬のみ。
前述の通り当コースはJRA全場の芝1200mコースで最も最後の直線距離が長く、開幕週のクッション性に富んだ馬場も加わって前走1600mのレースへ出走していたマイル指向の馬は8頭出走して4頭が3着内へ好走している点には特に注目しておきたい。

  1. 20,21年性別,所属,年齢別成績
  2. 20,21年出走間隔別成績
  3. 20,21年前走クラス別成績
  4. 20,21年前走距離別成績
  5. 20,21年枠別成績
  6. 20,21年脚質別成績

京成杯オータムハンデキャップ

  • 昨年秋開催開幕週芝外回りコースの傾向

紫苑S項記載の昨年傾向と併せてご覧ください。
昨年の中山秋開催開幕週に芝外回りコースで行われた全7レースでは内回りコースとは異なり5~8枠へ入った外枠馬は1勝を挙げるに留まっており3着内好走馬21頭中8頭が最内1,2枠へ入った馬であったように対照的な傾向が見られている。
外回りコースは2コーナー付近からJRA全場で最も高低差の激しい約4,4mの急坂を駆け下りることになるため、野芝の生育のみでレースが行われる秋開催時は特にタイムトライアル的なレース質になりやすいことがこのような傾向の偏りを示す一つの要因となっている。
現在中山芝外回りコースで施行されている1200,1600,2200mのレコードタイムはいずれも秋開催時に記録されたものである。

  1. 昨年秋開催開幕週中山芝1200~1600m(外)枠別成績
  2. 昨年秋開催開幕週中山芝1200~1600m(外)脚質別成績
  • 近7年のレース傾向

路盤改修工事が行われた馬場でレースが行われるようになった2015年以降の当レース傾向として、ハンデ重賞なことから斤量負けしないだけの500kg以上の馬格のある馬が好調。
56.5kg以上の重いハンデを科せられた馬から勝ち馬は出ておらず、前走から出走間隔が詰まったローテーションで出走してきた馬も不振傾向。
またサマーマイルシリーズ最終戦ということもあり、前走でハンデ戦で行われた重賞レースを経験している馬は条件慣れが見込めることからも有利に働きやすい。
前述の通り野芝の生育のみでレースが行われる秋開催開幕週の軽い路盤なことかディープインパクト産駒とは特に相性が良く大外7,8枠へ入った馬はコースロスの影響が響くためか勝ち馬が出ていない点にも注意しておきたい。

  1. 近7年性別,所属,年齢別成績
  2. 近7年斤量別成績
  3. 近7年馬体重別成績
  4. 近7年出走間隔別成績
  5. 近7年前走クラス別成績
  6. 近7年前走距離別成績
  7. 近7年種牡馬別成績
  8. 近7年枠別成績
  9. 近7年脚質別成績